エース交易の件については、当ブログの10月1日の記事、10月23日の記事及び11月9日の記事で紹介させていただきましたが、ここに来て、ドラスティックな動きがありました。
同社の平成24年11月16日付「取締役の辞任及び代表取締役の異動に関するお知らせ」で、(大株主から解任を求められていた)日本人取締役3名が取締役を辞任したことが発表されています。辞任理由としては、「当社の経営の安定を鑑み辞任する意向を示したものであります。」とのことです。
どのように評価したらいいのかよくわかりませんが(株主総会を開催する前から勝負ありの状態であったのか、それとも一連のゴタゴタに嫌気がさしたのかetc.)、いずれにしても、大株主が招集を求めていた株主総会は、(解任を求めていた取締役が辞任してしまったため)開催されずに終わりそうです。
これで、この件の幕引きとなるでしょうか…