ビットコインですが、前回メルマガ以降、下落し、1BTC=70万円と80万円の間をうろちょろしていましたが、412日夜から翌13日朝にかけて、短期間で10万円以上値上がりし、その後、現在(2018/04/231BTC=95万円前後で推移しています。ここ最近としては、大きな値動きですが、何が原因かはよく分かりません。

一説には、各国で納税期限が迫って(または経過して)おり、納税のための売却が減少したことが一因といった見方もあるようです。

さて、昨年末以降、大きく揺れ動く仮想通貨相場に多くのスポットライトがあたっていますが、その背後では、ビットコインに関する技術革新が着々と進化しているようです。

その1つが、ライトニング・ネットワークです。これは、昨年8月のSegwit導入により実装可能となったビットコインの技術で、

1円以下(0.1円など)の送金なども、格安ないし0の手数料で実施でき

・即座に決済される

という性質を有しています。

現在、未だ開発中の段階ですが、仕組みとしては、(ごくごく簡単に言えば)ライトニングネットワークを使おうとする者が、ブロックチェーンのネットワークとは別のネットワーク(ライトニングネットワーク)に参加し、その中で、例えば

 AB 3BTC

 BA 5BTC

 AB 4BTC

とビットコイン取引を行い、これらをまとめて、最終的には、ブロックチェーン上に、

 AB 2BTC

と書き込む、といったもののようです。また、ライトニングネットワーク上で、

 ABC 1BTC

とビットコインが移動した際には、最終的に、ブロックチェーン上には、

 AC 1BTC

が書き込まれることとなります。ブロックチェーンへの書き込みが省エネ化できますので、少額かつ大量の送金を、高速かつ低コストで行うことが可能となるようです。あくまでイメージの話ですが、ビットコイン分野における交互計算や、中間省略登記、といったところでしょうか。

特に、1円以下の単位での課金が(手数料を考えても)現実的にできるようになるため、あらたなビジネスチャンス(例えば、ほんのちょっとしたサービスに、0.1円を課金する、など)が生まれるかもしれません。

また、ビットコインは、1秒あたりで計算すると、67取引/秒の処理能力であり、まだまだ、VISAなどのクレジットカードの処理能力には及ばないと言われていますが、ライトニングネットワークが普及すれば、状況は変わってくるかもしれません。

ただ、他方で、一部、ブロックチェーンに記載されない取引が生じることになりますので、技術的に安全性に問題がないか、十分な検討を要するように思います。

今後の発展に期待です。

・・・ちなみに、ビットコインの市場は、現在、「ビットコイン規制」といったワードには敏感に反応しますが、ライトニングネットワークの進展に関するニュースには、反応が薄いようです(現状で、ほぼ相場に影響を与えていないようです。)。この辺りも、今後、ライトニングネットワークの注目度が今まで以上に上がれば、状況は変わってくるかもしれませんね。