最近のビットコインですが、2月中旬頃、1BTC=110万円を超えていたところ、3月初旬に、1BTC=50万円を切るまで急落し、その後、上昇して、現在(2020/04/17)、1BTC=76万円前後で推移しています。

 

3月初旬の急落については、タイミング的に、新型コロナウイルスの混乱に伴う株式市場の下落と同じタイミングであり、混乱に伴って、株式同様に値を下げたのではないかと思われます。

 

過去には、株式とビットコインの相場は、それほど関係性はありませんでしたが、最近では、株式に近い動きをすることもあるようです。他方、今後は、金などと同様、資産の逃避先として需要が高まるのではないか、という見方もあるようです。

 

 

 

さて、世間では、コロナウイルスによる混乱で、ニュースも、コロナ一色となっています。41日からは、120年ぶりの大改正と言われた民法が施行されましたが、その割に、全然、報道がされていない印象です(おそらく、コロナの件がなければ、改正民法の話題で持ちきりだった・・・とまではいいませんが、もっと大きく報道されていたかもしれません。)。

 

 

仮想通貨関連の話題としては、51日から、改正資金決済法が施行される予定となり、これによって、法令上の用語としては、「仮想通貨」ではなく「暗号資産」と呼ばれるようになるなど、様々な点の改正がなされます・・・が、民法改正以上に報道されていませんね。こちらについては、後々、回を改めて、ご紹介できればと思います。

 

 

また、前回まで、連続して取り上げていた、FacebookLibra、中国やEUのデジタル通貨の、三つ巴の戦いについて、その後、Libra側では、国内外からの批判を受けて、厳格な規制に準拠するようにするなど、対応を迫られているようです。他方、それを尻目に、中国側では、4月に入って、デジタル人民元に対応するスマートフォンアプリの開発中画面が、インターネット上で公開され、着々と発行の準備が整いつつあることをアピールしているように思います。

 

 

さらに、もう1つ、ビットコインに関して言えば、間近に迫った大きなイベントがあります。それは、約4年に一度発生する半減期です。

 

半減期とは何か、ですが、端的に言えば、ビットコインの新規供給量が、半分に減るタイミングを意味します。この点、ビットコインは、中央管理者がいないため、一定のルールに従って、ソフトウェアが、自動的にビットコインを新規発行することになっています。現状、取引台帳が約10分毎に更新されるごとに、12.5BTC(今の相場で約950万円)が新規発行されていますが、これが、もう間もなく、半減期を迎えて6.25BTCに減少します。

 

難しい言い方をすれば、ビットコインのマイナーに自動的に付与される報酬(マニング報酬)の額が、半額になる、ということとなります。

 

 

この半減期ですが、現状では、512日頃になると予想されています。「頃」というのは、日付で決まっているのではなく、いわば、取引台帳の枚数がどの程度になったら発動する、という条件になっているため、正確な日付が流動的だからです。13日になるかもしれませんし、11日になるかもしれません。ただ、既に、半減期まで1ヶ月を切っていることとなります。

 

 

この半減期については、ビットコインの供給量が減ることから、ビットコイン価格が上昇する要因となりえます・・・というのが、通常の説明ですが、(これは、ビットコインに限った話ではありませんが)現在のコロナウイルスによる混乱の最中では、どうなるか、分からないように思います。

 

 

世界的に大変な状況ではありますが、今後も、仮想通貨関連の話題に注目してゆきたいと思います。