2022年12月2日 日経新聞朝刊46頁
「関電旧経営陣 再び不起訴」「検審審、改めて審査へ」「起訴議決なら強制起訴」「役員報酬補填の妥当性 市民感覚でどう判断」との見出しの記事から
2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故では、JR西日本の歴代3社長が業務上過失致死傷罪で強制起訴されたが、17年6月に無罪が確定した。東京電力福島第1原子力発電所事故を巡って強制起訴された東電の旧経営陣も一審は無罪で、控訴審の公判が続いている。
(飛田コメント)
記事の最後の方は、検察が2年にわたり不起訴とした事件が、その後検審審査会で起訴相当とされ、指定弁護士が強制起訴をしても、有罪にするのはなかなか難しいということが書かれています。
実際、私も一般の人の感覚と法曹関係の人の感覚だと事実認定においては、法曹関係の人の方が厳しいというイメージを持っています。
この証拠からこういうとこまで言えるのかという感覚がちょっと違うのですよね。なるべくズレない方が良いとは思うのですが、刑事の分野では、冤罪防止の観点から厳しい方が良いのではないかとも思います。
難しいところですね。
「関電旧経営陣 再び不起訴」「検審審、改めて審査へ」「起訴議決なら強制起訴」「役員報酬補填の妥当性 市民感覚でどう判断」との見出しの記事から
2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故では、JR西日本の歴代3社長が業務上過失致死傷罪で強制起訴されたが、17年6月に無罪が確定した。東京電力福島第1原子力発電所事故を巡って強制起訴された東電の旧経営陣も一審は無罪で、控訴審の公判が続いている。
(飛田コメント)
記事の最後の方は、検察が2年にわたり不起訴とした事件が、その後検審審査会で起訴相当とされ、指定弁護士が強制起訴をしても、有罪にするのはなかなか難しいということが書かれています。
実際、私も一般の人の感覚と法曹関係の人の感覚だと事実認定においては、法曹関係の人の方が厳しいというイメージを持っています。
この証拠からこういうとこまで言えるのかという感覚がちょっと違うのですよね。なるべくズレない方が良いとは思うのですが、刑事の分野では、冤罪防止の観点から厳しい方が良いのではないかとも思います。
難しいところですね。