20221228日(水)日経新聞電子版2021分配信

 

園児わいせつの保育教諭、処分後復帰 保護者に説明せず」との見出しの記事から。

 

大分県内の認定こども園で保育教諭だった40代の男=強制わいせつ罪などで公判中=が園児にわいせつな行為をしたとして減給処分を受けたのに、園側が保護者に説明せず現場復帰させていたことが28日、関係者への取材で分かった。

 

(飛田コメント)

見出しを読むと、保護者に説明しなかったことが悪いような感じを受けますが、保護者に説明しても、この保育教諭を復帰させることが承認されたとは思えないので、本当に問題なのは、強制わいせつの裁判中で、保育園側も強制わいせつがあったことを認めて減給もしているのに復帰させたことなのでしょう(園児の親だったら「とんでもない」ということになりますよね。)。

ただ、記事からは事情はよくわからないのですが、一見あり得ないことが行われているときには、職業柄、何らかの事情があるのでは?と勘ぐってしまいます。他方当事者の話を聞いてみると、実は、思いもしない事情があった、ということは実はよくあることなのです。この件が、そういう案件かは全くわかりませんが・・・