既に、大々的に報道されたセクハラ発言に関するニュースですが、このブログでも取り上げると、
(2015年2月27日日本経済新聞朝刊41頁)
大阪市の水族館「海遊館」の男性管理職2人による女性派遣社員へのセクハラ発言をめぐり、会社側が警告せず出勤停止とした懲戒処分が重すぎるかが争われた訴訟の上告審判決が26日、最高裁であった。第1小法廷(金築誠志裁判長)は判決理由で「会社内でセクハラ禁止は周知されており、処分は重すぎない」として、処分を無効とした2審・大阪高裁判決を取り消した。
とのことで、既に判決本文も、最高裁のHPに掲載されています。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/883/084883_hanrei.pdf
この判決の『別紙』部分にどのような発言をしたかが詳しく記載されていますが、あまりこのブログで引用するのは適当ではない内容なので引用は控えます。
しかし、男性の皆様は読んでおいた方がよいでしょう。
判決によると、セクハラ発言をしていた男性管理職2名は、平成3年と平成4年の入社ということですので、私と歳が近い40代後半なのかな?と推測います。我々の世代はまだセクハラ発言が職場で散見されていた時代を知っています。
しかし、もう時代は変わりました。
この男性管理職は、自分の発言は職場の女性に許されていると思っていたとか、職場の雰囲気を明るくするために発言していたという趣旨の言い訳をしていたようなのですが、もはやそのような勘違いが許されなくなっています。
職場では性的な言動は一切しない方がよいでしょう。